【2020年】殺菌消毒☆改めて学ぶべき消毒についての基礎知識!~指先スキンケア~

【2020年】殺菌消毒☆改めて学ぶべき消毒についての基礎知識!~指先スキンケア~

皆さんこんにちは!毎日毎日コロナの報道一色ですね(汗)
そんな中、非常に重要な消毒について、本日は改めて学びなおしたいと思います。

普段私は美容についての勉強をしていますので消毒についても知識はある程度あります。しかし感染予防のための消毒に関しては改めて勉強する必要があるなと思い始めました。その記録を皆さんに共有すると共に私自身の備忘録としてもこのブログに記載したいと思います!

また消毒とセットで行ってほしい事・・それは指先や手のスキンケアです。顔の美容ケア、お腹や脚のダイエット・ケアは意識がいきやすいですが指先は後回しになりがちです。

今日の記事を機に指先まで美意識をもってもらえると嬉しいです!
それでは本日もどうぞお付き合いくださいませ♪

消毒薬は何を使うべき?

一般的に私たちが使用している消毒用アルコールは主に以下の2つです。

 

  • イソプロパノール
  • エタノール

 


このイソプロパノールエタノール消毒薬はほとんど同等の効果を発揮します。

しかしノロウイルスなどの親水性ウイルスの場合、イソプロパノールの効果はエタノールと比べると劣ります。
またイソプロパノールの毒性は強く、手荒れを起こしてしまうことも多くなります。
そのため一般的にはエタノール消毒液を使用されることが多いようです。

※ただしエタノール単独の使用は少なく、クロルヘキシジン・塩化ベンザルコニウム・ポビドンヨードなどを添加した消毒薬を使用されることが多いです。

消毒用エタノールについて

それではエタノール消毒液についてもう少し見てみましょう!
エタノールの殺菌効果は濃度40%~発揮し、濃度70%で最大限の効果を表します。
70%以上の高濃度になると温度によっては細菌に対しての効果が十分でなくなります。
また40%以下の濃度である場合も多少の効果は見られますが、濃度が薄ければ薄いほど殺菌までに時間がかかってしまいます。

最大効果を発揮する70%のエタノール消毒液による特徴をまとめてみました。

  1. 殺菌までのスピードが速い
  2. 残留性がない
  3. 様々な細菌に対しての効果が期待できる
  4. 毒性が少なく比較的手荒れがしにくい
  5. 有機物共存下でも効果の減少が少ない

参考文献:サイエンスプラザ

エタノール濃度殺菌までにかかる時間の目安
20%~40%10~30分
40%~80%5分以内
80%~99&10~30分

エタノール消毒液の注意点

可燃性があり引火の恐れがあるため火の近くでの取り扱いはさけてください。
また効果に持続性がないため、適度に消毒が必要になります。イソプロパノールより毒性は少ないですが、頻繁にアルコールを使用することで肌荒れは起きやすくなってしまいます。消毒と共に保湿ケアも欠かさないようにしましょう!

消毒による手荒れを防ぐ!指先スキンケア


現在では手荒れを防ぐためにエモリエント効果のある成分を添加した消毒液も市販されています。なるべくこういった保湿効果のある消毒液を使用するように心がけましょう。
しかし敏感肌の方であれば、エモリエント効果のある消毒液を使用しても、荒れてしまうことがあるでしょう。
手荒れをした指先にはブドウ球菌やその他細菌が付着していると言われており、
これによる感染症を起こしてしまう危険もあります。
放置せずにしっかりケアをして指先まで美容を意識していきましょう。ケア方法としては手洗い後のハンドクリーム塗布です。この時もエモリエント効果のあるハンドクリームを使用しましょう
「え?それだけ?」という声が聞こえてきそうですが、これは専門家からも推奨されていることです。基本的なケアではありますが案外ズボラになってしまう事でもありますので、意識してみましょう☆
ちなみにハンドクリームの使用が消毒薬の殺菌効果に影響を及ぼすことはないとされていますので安心して使用してくださいね♪

アルコールアレルギーの方へ♪代替え薬を知っておこう

アレルギーなどでアルコールが一切使用できない方は代替え薬として「ポビドンヨード」が推奨されています。
これは皆さんも目にしたことがあるでしょう「イソジン」や「イオダイン」などに含まれる成分です☆

 

ドラマや映画などの手術シーンで、茶色い液体をかけてメスを入れる!みたいなシーンを見たことはありませんか?
あれです(笑)

 

ポビドンヨードでも尚、アレルギー反応が起きてしまう場合は0.5%のクロルヘキシジン(ステリクロン)を使用すると良いでしょう!

まとめ・・・

  • 濃度70%程度のエタノール消毒液にエモリエント効果も添加されている市販の消毒液を使用しましょう
  • 順序としては手洗い→エモリエント効果のあるハンドクリーム→エモリエント効果のある消毒液
  • アレルギーを持っている方はイソジンやイオダインを使用

新型コロナウイルス流行を機に、消毒だけではなく手洗い・うがいなど基本的な予防を小まめに行い習慣づけましょう!
コロナだけでなく様々な細菌、ウイルスから身を守る為には自身で殺菌を意識することが大事です。またお顔の美容、ダイエットなどは意識が向きやすいですが案外手の美容は後回しになりがちです。ハンドケアも大切に!
それではみなさん、くれぐれも病気には気を付けてくださいね!