PMDDが原因で死にたくなっていた~男性にも読んでほしい女性の話

PMSやPMDDが原因で悩んでいる女性は物凄く多いです。
最近では以前に比べるとPMSという言葉は少しずつ認知されてきました。しかし男性は「自分には無関係」と言わんばかりに知らない人が多いのではないでしょうか?
またPMDDに関しては女性ですら知らない方も多く、まだまだ認知されていません。
今日この話題にした理由は、まさにPMDDが原因で「心が病気になりかけた自分」がいたことに気付いたからです。私の場合は以前よりこれについて学んでいたので、「あ…この気持ち…PMDDだ…」と気づき、その瞬間に客観視することができました。
もしも今、鬱・ネガティブ・理由のわからない絶望感・極度のイライラ・自殺願望などに悩んでいる方…それはPMS・PMDDが原因かもしれません。そしてそういう状態の方は「ウェルテル効果」を本当に受けてしまうので、周りの方の助けも必要かもしれません。
是非一度、この記事を読んでみてください。
PMSとPMDDとは
私たち女性の体はとても複雑で、自分自身を理解することも簡単ではありません。特に月経前症候群(PMS)を持っていることに気づいていない場合は、イライラする自分自身を責めたり嫌いになったり…今の状況を受け入れられず辛い思いをすることもありますよね。
当事者である女性でも理解することが難しい月経前症候群…おそらく男性陣は「毎月生理が来て大変だね~(*’ω’*)」くらいにしか思わないでしょうし、PMSやPMDDを完全に理解できなくて当然。体験することは不可能ですからね~( ;∀;)
しかし自分のパートナーを客観視してあげることで救ってあげることはできると思います。だからこそ男性にもPMS・PMDDについて知っていてほしい…というわけです。
理解する気なんてねぇ!」
という方は、ここでクローズしてくださいませ(笑)
PMS(月経前症候群)
女性は生理の3~10日前程度、長い人だと14日前程度から体に不調を感じることが多いです。これが毎月起こるわけですから、本当に大変ですよね。
ほとんどの方は生理前に不調が現れ、生理が来ると共に症状が消えていきますが、中には生理中も症状が続く…という方もいて個人差があります。こういった繰り返しが3カ月以上続き、日常生活にも支障をきたす場合に「PMS(月経前症候群)」と診断されるようです。
「生理前の不調」とは主に以下のようなものが多いと言われています。
- 頭痛
- 腹痛・便秘
- 胸の痛み
- 肌荒れ
- 過食
- 極度のイライラ
- 集中力低下
- 無気力
このように身体的な症状から精神的なものまで様々ですが、ここでは紹介しきれないほど症例数は多くその数は三桁にのぼるとも言われています。それくらい個人差があるのです。
PMDD(月経前不快気分障害)
これもPMSの一種ですが、その中でも精神的症状が強く出てしまう重症例を「PMDD(月経前不快気分障害)」として分けられます。例えば、極度のイライラを人にぶつけてしまいトラブルを起こす、うつ状態で無気力になり何もできなくなる…など症状は多岐にわたります。本人が辛いのは勿論ですが、周囲の人たちにもストレスを与えてしまい人間関係が破綻することも多いようです。
また本人がPMDDであることを自覚していないことも多いため、「なぜこんなにイライラしてしまうんだ」「自分は最低だ」などと自分自身を責めて更に精神不安定となります。これはとても深刻で、自殺願望が芽生える…ひどい場合にはPMDDが引き金となって実際に自殺してしまう方もいるくらい甘く見てはいけない病気です。こういったことからアメリカではうつ病の一種だとみなされているくらいです。
ただ…個人的にはPMDDを「うつ病」とされてしまうのは…ちょっとどうなの……?と思ってしまいますが…。
「うつ病」とされてしまうことで言いにくくなってしまう女性が多くなると思うんですよね。
PMS・PMDDの原因は?
これら症状の原因は未だに断定されておらず研究が続いています。ただ黄体ホルモンや卵胞ホルモンが関係していると言われています。そして最近の研究では感情に関わる神経伝達物質に、こういった女性ホルモンが影響を及ぼしているのではないか…とも発表されています。
以前「幸せホルモン(セラトニン)」の記事でも少し書きましたが、このセラトニンもPMS・PMDDに大きな影響があるのでは?という説がでています。女性ホルモンとセラトニンの相互関係が現在注目されているようです。
PMS・PMDDの対処法☆
ホルモンバランスを整えてあげることも勿論大切ですが、まずは「生理前はバランスが崩れるものだ」ということを自覚しておくことが重要です。そしてパートナーがいる方は事前に症状を知らせておくことで、理解してもらえることもあると思います。
その上で、症状が重く辛いと感じた場合は婦人科で診察を受け低用量ピルや症状に合わせて適切な薬を処方してもらいましょう。
低用量ピルは避妊薬としても使用されている薬ですが、日本では抵抗がある人も多いようですね。しかしきちんと医師の診察を受け正しく服用すれば安全な薬です♪
また今では市販薬でも有効なものがあります。こちら「命の母」は有名なお薬ですが、症状が軽減しますので一度試してみてください。
女性ホルモンの乱れを整えてくれるので、楽になりますが少し太った・・という声もあり、副作用は多少あることを頭に入れておいてください。
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悩んでいる女性へ
筆者である私も未だにPMDDがひどい月はありますので、とても辛さはわかります。これも個人差がありますが私の場合は胸の痛みや過食などの体の不調(PMS)が起きているときはPMDDは落ち着いているように感じます。逆に体の不調が起きていない時に精神状態が明らかにおかしくなる…ということが多いです。やはり精神不安定のほうが圧倒的に辛く対処法が見当たらない…ということがよくあります。なぜならば先述したようにPMDDは自覚するまで時差があり、その最中には気づかないことが多いからです。
おそらく皆さんもそうではないでしょうか?生理がきて症状が落ち着いた時には「そうだったのかも」と思えますが、なかなか症状が出ている真っ只中に客観視って難しいものです。
特別悲しいことはないのに、何故かずっと泣いていて理由なく絶望していたんです。そのタイミングで某有名人が自殺をされましたが、ウェルテル効果という言葉が浮上しましたね?これ…本当にあるのだと実感もしました。その自殺報道が連日されているときと生理前が被っていたこともあり、「自殺ってどの方法が怖くないのだろう…」と考えたり、「死んだあと発見はすぐしてほしいから誰かに連絡した方がいいのかな~」とか、気持ちが死に向かっていました。(苦笑)今思うと何をバカなこと考えているんだ!と思えますが、その時はPMDDと気づいていなかったので本気で死ぬ方法を考えていたのだと思います( ゚Д゚)怖
そしてウェルテル効果で、より悪い方向に引っ張られていたように思います。
ただ私の場合は、以前からホルモンの乱れについて学んでいたので自覚するまでの時差を短くすることができるようになっていました。だいたい3日ほどで脱出できたので大事には至らなかったですが、負の感情から抜け出せない方はどうなるのでしょうか?
そんなことを考え、今悩んでいる女性の皆さんが少しでも楽になったらいいな~と思い記事にまとめてみました。
今の状況を客観視した途端、楽になるのも事実だからです。
また女性だけではなく、パートナーの攻撃的・不安定な言動などに悩んでいる男性もいるのだろうな~と思いましたので今回は男性にも読んでいただきたいと冒頭に記載しました。
このあと、どう考えるかは皆さん次第ですけどね!!
では、本日のMemoはここまでです!
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